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秀でよ凡才

出でよ天才と言われても出ていけない男

   今後の予定




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24時間大喜利王に出てきました

 土・日に開催された24時間大喜利フェスティバルを観てきて、最後に行われた24時間大喜利王決定戦に出場してきました。
 エントリーが開始された時から興味はあったし出たかったものの、出てもスベるだけだし一枠潰したら申し訳ないから出るつもりもなかったんですが、観ているうちに大喜利がやりたくなったし、ここで勝てれば大きいからという欲目もあったので結局地方枠の前にエントリーしてきました。
 申し込んだときは一応は勝つつもりでいたしそれなりに意気込んでいたものの、抽選のときブロック票を見たら、その時点でPATCHさん・いしださん・橋本さんがいて一気に絶望の淵に落とされ、また、その前の地方枠が大爆発して盛り上がったまま予選に突入したので、ここで一人だけウケなかったらどうしよう。盛り下げたらどうしようとそれはそれはマイナス思考に。
 いつもはこうやって弱気になったままなにもできないで終わるだけなので、少しでも奮い立たせようと「ここで勝ちたいとかスベリたくないとか考えながらやっても、絶対萎縮して心に傷を負うだけで終わる。それなら今後のためにもこういう大喜利をする(というか、こういう大喜利しかできない)奴だとわかってもらった方がやりやすくなるから、とにかく全力でぶつかろう。僕の大喜利をやろう」と開き直って挑みました。



 全く余裕がなかったからうろ覚えで、正確になんて言っていたかも出した順番もあやふやですが、備忘録代わりに出したボケとその時考えていたことをまとめておきます。


 一問目のお題は「美人なのにミスコンで最下位になった理由」
 真っ先に浮かんだのが「出場者が一人だけだった」(あと時期が時期だけにMYSCONがかすめたり)でそのまま書こうとしたんですが、さすがに却下。
 美人なのに最下位になったということは顔以外で引っかかる部分があるんだろうってことで、

ヒザが7つある

 ウケは一発目としてはそこそこ。誰でも思いつく要素なので早い者勝ちできたのはよかったけれどもうちょっと練れたかも。
 あと、思いついたときは僕らしくない発想だなと思ったんですが、時間が経てば経つほど誰かが答えていたのが頭にあったのを思い出しただけなんじゃないか不安でしょうがない(笑)。


 次に浮かんだのは美人だけれどいまいち惹かれないことってあるな。漫画とかでも美人で完璧なヒロインよりも腐れ縁の幼馴染選んだりするし。で、そこを僕なりに表現して。

確かにあなたは美人だ。でも……心までは奪えない

 中途半端な演技を乗せて答えたところ微妙なウケ。でも波紋を残していつも段位戦でやってるような空気になったので、これはこれで狙い通りになりました。


 続けて同じ方向性で出せないかと考えたら「好きだから素直になれない」と思いついて、ボードに「純情」とだけ書いて(情の字が思い出せなくて焦った)セリフを考える。

審査員が悪いんですけれど。この子の美しさを自分だけのものにしたい。この子の美しさを他の人に知られたくない。……純情だった。

 続けて波紋を残して微妙な空気に。ここだけに限らず、とにかく僕のことをわかってもらいたい気持ちが空回りして思いつきを咀嚼しきらなかったり、セリフがまとまらないまま答えだして(さっきの答えも「確かに笑顔はかわいい。」って出すつもりだったのに笑顔が影も形もなくなった)グダグダになってばかりで、それが妙な空気に繋がった部分もあるんですがしっかり決めていればもうちょっと笑いも取れたんじゃないかと反省してます。


 二つ続けて演技乗せるパターンを見せたので、ここら辺でちゃんと大喜利らしいボケをしようと考え、「逆にブスさを競うコンテスト」って視点でで考えてみる。ビックリするぐらい浅いけれど、さっきも書いたように咀嚼して掘り下げている余裕なんてなかった。
 で、ブスみたいなマイナスイメージの言葉を探してまず浮かんだのが「ボロ」、次にボロにくっつくような言葉で「竹馬」、竹馬で絶対やらないことで……と連想ゲーム式に出したのが

ミスボロ竹馬バクバク食べちゃうぞガールコンテストだった

 ウケとしてはそれなりだけれど、答えの流れを変えられたのはよかったかなと。空想委員会のファンになって以来「○○ガール」って答えはよく出す。


 次に「時代が追いつかない」ってフレーズが閃いてこれを面白く表現できないか「時代」でこねくりまわしていたら浮かんだのが

アピールタイムで河島英五の「時代おくれ」を歌った

 無風。美人と男臭いものとのギャップって視点も男臭い曲としてのチョイスも浅すぎたな。


 最後に出したボケは先に答えを書いてから解説(ってほど大したものじゃないけれど)します。

「その人が出てきたときに犬が入ってきて、犬だー! 犬だー! 犬だー! ……もう犬に夢中!」

 これだけでも伝わると思いますが、完全に言い方頼り。
 そろそろ時間切れと言われたので、なんでもいいから出そうとノープランで手を動かしたらボードの真ん中に「犬だー!」と書いたので、まず「犬が入ってきてそっちに気を取られた」方向性が決まりました(というか、それ以外やりようないか)。
 でも、これだけだと面白くもなんともないのでその下に「犬だー!」さらに下にもう一個「犬だー!」と書いて数でゴリ押しすることに。
 そうするとボードの上がぽっかりと空いているんで――書き直せばいいんですが、時間過ぎているのに一から書き直すのがためらわれて――そこを埋めるために「もう犬に夢中」と書いてそれをオチゼリフに。と、行き当たりばったりでかなり不細工なボードの書き方になりました(笑)。



 追記:どのタイミングで出したかは忘れましたが(多分、ボロ竹馬の前後)、最初に出したように顔以外にマイナスがあって、ここまでの路上詩人めいたものとは違った演技ができるようにと考えて

しょせん、労働階級の娘だ

 ってボケも出してました。ウケ具合は忘れていたことからもお察しの通り、わざわざ追記するほどではありませんでしたが(笑)。




 二問目のお題は「超貧乏サッカーチームのあるある」
 真っ先に貧乏だとメンバーが揃わないだろうと思って、で、演技を乗せられるようにセリフっぽくして……。

いいんだよ。確かにこのチームは二人しかいないよ。でも、ここから始めよう。ここから走りだそう。

 後半は野狐禅「拝敬、絶望殿」からの引用(のつもりだったんですが、竹原さんのソロ「GURU×GURU」の影響もあるな)。
 演技を乗せたやつ全部に共通してウケは微妙でしたが、この空気が今後の糧になると思えたので心が折れなかったのが今振り返るとよかったのかもしれない。


 次に実在のチームの名前を出そうと思ったんですが、サッカー詳しくないからどこら辺がちょうどいいのかわからず断念。でも、偏見ボケはやりたいなあ……とだけは思っておく。
 で、金がなさ過ぎて普通のことでビックリさせようと、ボードに「すごい!」とだけ書いて、なににビックリするのが面白いのか考え、その下に「白飯だ!」と書き足す。今となっては「なんでこんなボケを!?」とビックリするけれど、検閲がバカになっていたんでしょう。白つながりでラインの石灰とか、芝やグラウンドも考えたけど上手くいかなくて早めに出したかったし。

練習試合で行ってなにがビックリしたってご飯が出た

 ボードと言葉の違いはまとまっていないだけで、意図しないものです。演技乗せるときは倒けつ転びつが結果的にプラス(笑いではない部分で)になることもあるけれど、普通に答えるときはまとめてから出せよ。


 これで変に照れてしまい、早く別のボケで流そうとここで偏見ボケに手を出すことに。

完全に偏見なんですけれど、大阪

 無風。完全なる無風。ここにきて初めて心を折る。それがなくても変わらなかっただろうけどちょっと前に地方枠が爆発して、関西代表のスズケンさんが大活躍したのによくこんな雑にイジったな! あと、前フリない方がよかったな。


 二問続けてのやらかしを少しでも取り戻そうとちゃんと貧乏から攻めることに。貧乏だとユニフォームを買いそろえる金がないと考えたら「アパッチ野球軍」のオープニングが頭をかすめたのでそれを掘り下げる。

ユニフォームが揃わなくて、で、人間なにが揃えられるっていったら裸で、裸でやるんで、性が乱れる。

 あとから気付いたけれど、こっちは「アパッチ野球軍」が頭にあるから男女混合のチームで考えているけれど、聴き手は普通に男子サッカーをイメージするだろうから、狙った通りの面白い絵にならなかった(狙い通り伝わって笑えるかはわからないけれど)。イメージのすり合せができなかったことが悔しい。


 そんなこんなでそろそろ時間切れ。まだ誰もフォーメーションをイジってなかった(他の方の回答聴いている余裕がそんなになかったから間違いかもしれないけれど)ので、フォーメーションで何かできないかなと、とりあえずボードの上の方に「4-4-2」と書いて、下にその数字に対応するものを当てはめることに。
 まず最初の4は借金額。400万だろうな。次の4は利子でトイチみたいな感じで十日で四割(トヨンが出なかった)。ここまではすんなり決まったけれど、2はどうするかな……ステレオタイプなイメージで売り飛ばした臓器の数だろうか。
 ただ臓器というよりも具体的にした方がいいだろうと「肺・じんぞう(漢字で書いている余裕がなかった)」と書いて、答える。

やっぱりこういうのって、選手とか監督がトラウマを乗り越える話があると思うんですよ。
で、「4-4-2」っていうフォーメーションが監督の「400万」を「十日で四割」のところから借りて「肺と腎臓を片方ずつ」売ったトラウマを刺激するんですけれど、なんとか頑張って、乗り越えた!

 内容云々ではなく、長々と、しかも所々で噛みながら喋ったことへの笑いが強かった気もするけれどそれでも多少のウケを取れて終われました。で、勝手にドラマか何かにしているけれど、すり合わせができてないな。やっぱり。


 これで終われると思ったらまさかの8票獲得で2位になり敗者復活へ。発表された瞬間、頭を抱えた(笑)。
 予選は最後の方のブロックだったので、本番前と違って心の準備ができないまま敗者復活戦へ。登場したときは同じブロックの方に申し訳ないやら、プレッシャーがすごいやらでいい大人が取り乱して軽く泣きだす始末。ちょっとだけ野々村元県議の気持ちがわかった気がしたけれど、よくよく考えなくても絶対に別の物だな。




 一問勝負の敗者復活戦のお題は「こんな寺では修行にならない」。
 女・煩悩という連想から「名前が煩悩寺」と書きかけてさすがに取りやめ、その時にバ行からの連想だと思うけれどベイブレードが浮かんだので、

ベイブレードで遊びたい放題だ

 メチャクチャウケた。人生で一番ってぐらいメチャクチャウケた。でも、スーツを着た半泣きの男が言っているというノイズの面白さが強すぎてどう受け取ったものやら(苦笑)。
 とにかく、最後までこんな調子だったら勝ちとか負けとか以前に相手に失礼だ。とにかく落ち着いて答えようと、息を整える。


 僕の寺・お坊さんの引き出しの一番上にあるのがザ・茶番の「坊主の煩悩」で、一瞬だけフルコーラス歌おうかと血迷って(落ちつけてねえ!)、歌詞をさらいながら考えてみる。「数珠もって袈裟着てほくそ笑む」……数珠にするか。あまりイジられなさそうな要素だし。数珠がなんだったら面白いだろう……。

数珠が討ち取った武将のしゃれこうべ

 仏とのギャップもあるしいいかと思ったんですが変な空気にしただけで終わる。まあでも、泣かなかったからよしとしよう。と「はじめてのおつかい」みたいなことを考えて切りかえる。


 次に出したのが、

仏具の中にシアトル・マリナーズのペナントがたくさん貼られている

 なんでこんな答えを出したのか全く覚えていない。袈裟を着たお坊さんの後姿が浮かんでいてこれがマリナーズのペナントだったら面白いと思ったはずなのに、なぜ答えでは袈裟じゃなくて仏具なのか。そもそも袈裟がマリナーズのペナントでも面白くないわ!


 他の方が滝行や座禅でボケているのを聴いて、そうか修行で攻めるのもありかと思ったらすぐにダジャレが浮かんだので

お前がするのは滝に打たれる修行ではない。ターキーをむさぼり食う修行だ!

 さざ波程度のウケ。


 そろそろ時間切れで寺の要素を深く考えている余裕がないのでダジャレで攻めることに。ターキーで懲りろよという話ですが、何度も言うように冷静に咀嚼する余裕が一切なかったんです。
 ひとまずボードの左の方に寺と書く。そのとき頭にあったのは「コーヒーにそんなのがあったな。『~~寺って飲み物を出してる』ってボケるか」だったんですが、よくよく思いだしたら「ラテ」だし頭に着くものじゃないし(ラテから始まる飲み物もあるのかもしれないけれど知らない)で使えない。
 慌てて別のダジャレを考えたらテラスが浮かんだけれど、前に別のところで「寺子屋テラスハウスと呼んでいる」って答えを出したことがあったので使い回しの上にパワーダウンだからためらわれる。
 なにも思いつかないままなにか書かないとと手を動かしたらカタカナのンを書いていた。「寺ン」ここからなにかダジャレができないか……で、出した答えが。

年に一度の出店では寺ンクフルトを出している

 ダジャレとしてはなにひとつ誉める要素もないし、寺なのに肉を食うってボケが続いてるし、こっちがイメージした夏祭りに場所を貸していてそこでの出店に……って説明がなにもなかったけれど、その破れかぶれぶりが怪我の功名になったのかウケてくれました。


 そうそうフロックが続くわけもないし、そもそも場荒らしが過ぎたこともあって票数は0でしたが、いい経験になりました。次に生大喜利の大会に出たときはもうちょっと落ち着いて答えられるようにします。