テキスト漫才を寄稿させていただきました
19日に行われる文学フリマ金沢でscript.さん(ブース:う-14)が頒布される「(再)生」に「服屋の店員」というテキスト漫才を寄稿させていただきました。
手書きの文芸作品をそのまま掲載するコンセプトで、僕は架空の漫才コンビのネタ帳という体で書きました。ネタ帳を意識しすぎてタイトルしか書かないで自分の名前を入れ忘れまる凡ミスもやらかしましたが(苦笑)。
内容ですが、タイトル通りのオーソドックスな漫才……ではなく、昨秋ぐらいからの大喜利もそうであるように「伝わるかどうか・面白いかどうか・センスがあると思われるかどうかはわからないけれど、これが面白いと思っちゃったんだからしょうがないじゃないか」っていう、諦めなんだか開き直りなんだかケンカ腰なんだか分からない姿勢で、好きなものや目についたもの、特に好きではなくても脳みそに引っかかってしまったものをひたすらぶち込んで、そのままでは誰も(自分も含めて)笑ってくれないだろうからなんとかこねくり回しにこねくり回したなんとも僕らしいものになりました。
他人様の作品を汚すわけにはいかないという一心でいつも以上に気合を入れて書いたのでそれが空回りしていないことを……いや、空回りしていてもそれが誰も見たことがなくて価値が生まれるものであることを祈っています。
まあ、僕はさておき(さておくな、さておくな)参加されたみなさんいずれも趣向を凝らした一筋縄ではいかない作品ばかりですので、ぜひともお手に取ってください。
今回は金沢でのイベントですが、関東でのイベントでも頒布される予定とのことなので、その際はまたお知らせします。