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みるきーうぇい「大人になるのはもうやめだ」

大人になるのはもうやめだ

大人になるのはもうやめだ

 歌に限らず小説でも映画でも暗く感傷的な青春を描いたものが大好きなので二年前の「Life」で津田さんがかけた「カセットテープとカッターナイフ」に惚れ、それ以来のファンなので(といいつつ、ライブに行けたのは二ヶ月前のレコ初が初めてだったんですけれどね)、発売が待ち遠しかった。初の全国流通ということでか人気楽曲の再録も多くて現時点での決定版といえる一枚でつまりは名盤。


 相変わらず音楽を評する言葉を全く知らないので大したことは言えませんが、どの曲もSNSなり学校における息苦しさ・生きづらさへの苦悩や逃走、それらを経たうえで居場所を作ろうと戦う姿を描いた歌詞と香織さんの切実さが込められた歌声と力強く奏でられるメロディがお互いの魅力を引き立てていて大好きです。
 「十代とエレキ」の歌詞でありミニアルバムのタイトルでもある「大人になるのはもうやめだ」、みるきーうぇいのキーワードである「大人になるのをやめてしまった」。これらの言葉はともすればネガティブ(あるいはどうしようもない居直り)に感じられるかもしれない、というか、実際そういう面もあるのかもしれないけれどそれを抱えたうえで「大人になるのはもうやめだ」と選ぶことがみるきーうぇいが描く生存競争で、葛藤を抱えながら過酷な戦いをする姿には大人になれないままオッサンになってしまった僕でも強く共感して深く深く想いを馳せてしまう。


 これまでCDやMVで散々聴いてきたから再録された楽曲にはまだ違和感を覚えるところがなくもないですが、「ほんとは生きるのとても辛い。」は切迫感が増していて(「わかってないけど言いたい」が特に)よかったのと、最初に暗く感傷的な青春が好きと書きましたが、その中でも「包帯」、「カセットテープとカッターナイフ」、「死にたくなるほど好きだった」、新曲の「保健室のベッドの中で」のような「孤独な中でのボーイ・ミーツ・ガール」や「恋愛とは言い切れない、距離感のある心のつながり」が好きなのでこれらが一枚に収められているのも嬉しいです。
 ……いやまあ、ボーイ・ミーツ・ガールかどうかはPV観る限り心もとないけれども。

みるきーうぇい「カセットテープとカッターナイフ」Music Video


みるきーうぇい「死にたくなるほど好きだった。」Music Video




みるきーうぇい「保健室のベッドの中で」Music Video