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秀でよ凡才

出でよ天才と言われても出ていけない男

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2月15日お題「ペプシマン」

 前にいただいた単語で即興でテキストコント(テキスト漫才)を作ります。前にやってから約半年ぶり、最初にもらってから一年近く経過してなにが即興だという話ですが、例によって例のごとくなにも考えていなかったのでひとつよしなに。
 やりはじめてから一年を迎えてしまう3月8日までにはなんとか終わらせたい。

男1:はいどうもよろしくお願いします。
男2:悩みがあるんですけれど、相談に乗ってくれますか?
男1:いいですよ。なんですか悩みって。
男2:究極の選択ってあるじゃないですか。
男1:嫌な選択肢を二つ出されてどっちを選ぶかってあれ?
男2:ええ。それを出されてどっちにしようかずっと悩んでるんでどっちにしたらいいか一緒に考えてもらえませんか?
男1:なにに悩んでるんだよ! 究極の選択ってそんな重いものじゃないからね。で、どんな二択なの?
男2:生まれ変わるならどっち。性格はいいけれど貧乏なペプシマンとお金持ちだけれど性格が悪いペプシマン
男1:ごめんごめん、いいかな。ペプシマン
男2:ペプシのCMキャラクター。
男1:それは覚えているけれどさ、ていうか懐かしい名前だな。
男2:小学生の時に出されて二十年ぐらいずっと悩んでるんだよ。
男1:どれだけ揺れ動いてるんだよ。ペプシマンの間で。
男2:どっちがいいかな?
男1:どっちもなにもペプシマンに生まれ変わるって世界観にまずついていけないから。
男2:それから、生まれ変わるならどっち。一生海外へ行けないペプシマンと一生海外暮らしで日本に戻れないペプシマン
男1:まだ最初の疑問に手をつける前にペプシマンで追い打ちをかけてくるんじゃねえよ。
男2:生まれ変わるならどっち、ペプシマンペプシマン
男1:いよいよじゃねえかよ。個体差を出してくれよ個体差を。
男2:本当に悩んでしょうがないんだよね……。
男1:あなたの小学生時代、仲間内でペプシマンがおもしろワードだったってことはわかりましたよ。
男2:せっかくペプシマンになれるんだからよりよいペプシマンライフを送りたいじゃないですか。
男1:ペプシマンになるのはいいのかよ。
男2:僕、昔からシルバーアクセ好きなんで。
男1:同一で扱うなよ。ていうか、子供のころからシルバーアクセ好きだったの? マセてんな。
男2:で、この質問も大人になるにつれ感じ方が変わってより難しくなってくるのよ。
男1:別に年取ったからってペプシマン観は変わらないでしょ。
男2:いやいや、子供のころには知らなかったことをいろいろと知ってくるのよ。
  たとえばね、ペプシマンって日本のオリジナルキャラクターなんだよね。
男1:あ、そうなの!? あんな外国生まれっぽいのに!?
男2:そう。外国生まれっぽいのに日本のキャラクター。
  これはつまり外国語ができそうだけれど日本語しか喋れないハーフの芸能人と一緒なんですよ。
男1:一緒ではないだろ!
男2:さっきの質問も
  生まれ変わるならどっち。性格はいいけれど貧乏なウエンツ瑛士とお金持ちだけれど性格が悪いウエンツ瑛士になるんですよ!
男1:ならねえよ! ウエンツとペプシマンはイコールで繋がらねえよ!
男2:二問目は生まれ変わるならどっち。一生海外へ行けないウエンツ瑛士と一生海外暮らしで日本に戻れないウエンツ瑛士に。
男1:前者だろ。外国語できないんじゃ絶対苦労するでしょ。
男2:三問目も生まれ変わるならどっち。ウエンツ瑛士小池徹平
男1:そこはウエンツ同士で比べろよ! 個体差出すぎだろ! ていうか、なんでウエンツになるんですか?
男2:そりゃ、子供のころからカッコイイの知ってるから憧れててさ。
男1:あなた子供のころペプシ飲みながら天てれ観てただけでしょ!
男2:民放も見てたよ!
男1:どこで怒ってるんだよ!
男2:民放見てたからペプシマンを知ったんだよ!
男1:いいよお前とペプシマンとの馴れ初めは!
男2:ああ、結局答え出なかったなあ……。まあ、でも答えを急ぐこともないか。ペプシマンとは一生付き合っていくものだし。
男1:そうでもないでしょ。今日、名前聴かなかったら今生の別れを続けてましたよ。
  ていうか、あなた。究極の選択するたびにこんなに悩んでばっかりだったんですか_
男2:そんなこともないよ。すぐに答えた質問もあるよ。
  飲むならどっち。ペプシと緑茶。ま、緑茶だね。
男1:そこペプシじゃないのかよ。いい加減にしろ。