秀でよ凡才

出でよ天才と言われても出ていけない男

   今後の予定




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土日は大喜利してきます

 気づけば一週間もサボってしまった。
 先週の土曜日はゲレロンステージに出てきました。お越しいただきありがとうございました。
 ちょうどこの日が誕生日だったので、それに合わせて他人の結婚式の二次会でひたすら「俺、今日、誕生日だぞ!」と叫び続ける男のコントを作ってやってきました。個人的には楽しくやれたんですが課題が残る結果だったので来年の1月31日まで一年かけて手直しします。



 そのあとは高円寺まで行って喜利の王の東京予選に飛び入りしてきました。
 受付の時点では八ブロックに出るはずだったのですが、直前になって遅れて来られる方との調整で最初のブロックに移ることに。他にも飛び入りの方がいたのに僕が呼ばれたのは、一ブロックは名前がすから始まる方が三人いたので揃えたかっただけでは? としか思えない。


 喜利の王は他と違ってブロックごとの勝負ではなく予選全体を通して上位13名が決勝進出するルールなので、空気ができていないトップバッターになった時点でだいぶ弱気になったのですが、逆に言えば空気を作れたら有利になるはずだと自分に言い聞かせて挑みました。

 一問目のお題は「くノ一同士の口喧嘩で出てきそうなセリフ」。僕の悪い癖のひとつに「焦ると安易にダジャレに走り(要素を掘り下げて画の面白さを出すよりも手軽な言葉遊びに頼って)抜け出せなくなる」があるんですが、今回に限ってはダジャレが上手くはまって上々のウケ具合。空気を作れるほどではないものの、それなりにつかめた感覚はあったので一問目終わった時点では「これは決勝行けるんじゃないの?」と期待したのですが、二問目の「いくら丼を半分残した理由」で大ブレーキ。終始攻めあぐねて決定打を出せないまま終わりました。
 それでも、一問目の貯金でなんとか滑りこめないかな……と一縷の望みを託したものの、予選が進むほどドカドカ受ける人が続出しすっかり諦めの境地に。結果発表でも決勝進出できる13位までに名前がなかったときも「まあ、そうだよなあ……」と力の差を感じていました。


 結果発表も終わったのでひとまずロビーに出ることに。オフィユカスさんが主催に順位を確認しているところとすれ違ったら「正確な順位まではまだ出し切っていないんで、あとでメールでお伝えしますよ。……あ、でもこの人14位でしたよ」と訊いてもないのに告げられました(笑)。
 自分の予想ではよくて真ん中よりやや上ぐらい(20~24位)だったので、半信半疑で主催に確認したところ本当に一点差で14位とのこと。現金なもので真ん中よりやや上なら上出来と思っていたくせに、実は惜しかったとわかった途端、悔しくてしょうがない(笑)。
 あと一点なら有効打があればひっくり返せたはずなので、それが出せなかったこと、同じぐらいの威力のボケを二つ三つ考えるならその時間を使って腰を据えてじっくり考えなかった自分へのいら立ちとか、ここまで来たら運でいいから勝ちたかったっていうあさましい本音とか、誕生日なのに持ってないなあって自嘲とかいろんなものがないまぜになった結果、今日一番の「俺、今日、誕生日だぞ!」を叫んで帰ってきました。
 でも、こんなに高いとは思ってなかったからなんだかんだで嬉しいが一番強かったです。お題や順番に恵まれての成績ではありますが、惜しいところまでは来れたので次はもっと好成績を取れるよう精進します。




 ……というわけで、僕の喜利の王はここで終わるはずだったんですが、都合で出られない方がおられたため繰り上げで本戦に出ることになりました。さっき書いたように次点といってもお題や順番に恵まれての順位なので本戦でどうなるのか不安もありますが……というか、はっきり不安しかないです。なので、勇気づけるため、もしくは死に水を取る気持ちで応援していただければありがたいです。

喜利の王決定戦 決勝 2月8日(日)
会場:東京建物八重洲ホール
開場:13時
開演:13時30分
料金:1300円

 そして明日は転脳児杯の予選に出ます。喜利の王の決勝前日とあって地方色豊かだし、久しぶりに会う知り合いも多いので楽しんでやってきます。願わくばお客さんにも楽しんでもらえる大喜利ができればなと。

転脳児杯予選その2  2月7日(土)
会場:新宿ハイジアV-1
開場:15時45分
開演:16時
料金:前売り500円/当日700円